散士・散史(読み)さんし

精選版 日本国語大辞典 「散士・散史」の意味・読み・例文・類語

さん‐し【散士・散史】

〘名〙
① 仕官しないで民間にある人。また、世俗を避けて、悠々自適の生活をしている文人。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
読史余論(1712)三「かかる事は閑人散士の聊平生を楽むにはさもこそあらめど」
② 文人や墨客雅号に添えて用いる語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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