散落(読み)ちりおちる

精選版 日本国語大辞典 「散落」の意味・読み・例文・類語

ちり‐お・ちる【散落】

〘自タ上一〙 ちりお・つ 〘自タ上二〙 花や葉などが散って落ちる。
※宇津保(970‐999頃)春日詣「せんかた知らず覚ゆれば、ちりおつる花びらに、爪(つま)もとより血をさしあやして、かく書き付く」

さん‐らく【散落】

〘名〙 ばらばらに散りうせること。ちりぢりになること。〔文明本節用集(室町中)〕 〔春秋左伝注‐荘公二六年〕

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普及版 字通 「散落」の読み・字形・画数・意味

【散落】さんらく

散る。

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