数が知れる(読み)スウガシレル

デジタル大辞泉 「数が知れる」の意味・読み・例文・類語

すう・れる

多く、打消しの語を伴う)どの程度だかわかる。たかが知れる。
何所どこまで押がおもたいんだか―・れないと思って」〈二葉亭浮雲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「数が知れる」の意味・読み・例文・類語

すう【数】 が 知(し)れる

(数えきれるの意から) 程度がわかる。たいがいである。打消の表現を伴って用いられることが多い。
歌舞伎処女評判善悪鏡白浪五人女)(1865)二幕「是れほど持って居やあがって、有るのねえのと喰隠し、どこまで太えか数(スウ)が知(シ)れねえ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android