数寄屋足袋(読み)スキヤタビ

デジタル大辞泉 「数寄屋足袋」の意味・読み・例文・類語

すきや‐たび【数寄屋足袋】

茶室で用いるところから》木綿・絹などの足袋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「数寄屋足袋」の意味・読み・例文・類語

すきや‐たび【数寄屋足袋】

〘名〙 木綿、絹などの足袋。革足袋茶会に用いなかったところから、革足袋に対していう。
本光国師日記‐元和二年(1616)四月四日「すきやたひ五足来る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の数寄屋足袋の言及

【足袋】より

… 木綿の足袋は長岡三斎の母が茶事に出るごとにはかせたのが始まりという。茶道では木綿物を数寄屋足袋と呼び,革足袋は使用しなかった。明暦3年(1657)の江戸の大火で革羽織などの火事装束の必要性から革の価格が高騰し,木綿の足袋が作られるようになる。…

※「数寄屋足袋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android