数珠を切る(読み)じゅずをきる

精選版 日本国語大辞典 「数珠を切る」の意味・読み・例文・類語

じゅず【数珠】 を 切(き)

① 仏の戒めを破る。信仰を捨てる。改宗する。
狂言記宗論(1660)「其の珠数を切って、法華にならせませ」
信念を捨てる。物事をふっつりと思い切る。あきらめる。
※雑俳・柳多留‐一五(1780)「芝居のじゅずを切りやしたと世帯じみ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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