敷島(城島)(読み)しきしま(しきしま)

日本歴史地名大系 「敷島(城島)」の解説

敷島(城島)
しきしま(しきしま)

「万葉集」(巻九、一三、二〇)に「磯城島のやまとの国」「式島のやまとの国」「志貴島のやまとの国」「之奇志麻乃夜末等」とあり、秋津洲あきつしまと同様、大和(日本)枕詞となった。師木嶋(「古事記」欽明天皇段)、志紀(「日本書紀」皇極紀)城上しきのかみ(和名抄、続日本後紀)用字もある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android