敷延(読み)しきのべる

精選版 日本国語大辞典 「敷延」の意味・読み・例文・類語

しき‐の・べる【敷延】

〘他バ下一〙 しきの・ぶ 〘他バ下二〙
① ひろげて敷く。一面に敷きつめる。
太平記(14C後)三九「橋板に太唐氊・呉郡の綾・蜀江の錦、色々に布展(シキノ)べたれば」
意志や考え、徳や恵みなどを広く及ぶようにする。
※両足院本毛詩抄(1535頃)一「召公は是を諸侯にしきのへられた程に徳化が大になって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android