精選版 日本国語大辞典 「敷栲・敷妙」の意味・読み・例文・類語 しき‐たえ ‥たへ【敷栲・敷妙】 〘名〙① 寝床に敷いて寝る布。一説に、織目の細かい絹布。※後撰(951‐953頃)夏・一六九「夏の夜は逢ふ名のみして敷妙の塵払ふまに明けぞしにける〈藤原高経〉」② (「しきたへの」が「枕」の枕詞であるところから) 枕をいう女房詞。※名語記(1275)九「しきたへ、如何。これは枕の異名歟。すみかちつらはめの反。角勝の心也」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例