敷紙(読み)シキガミ

デジタル大辞泉 「敷紙」の意味・読み・例文・類語

しき‐がみ【敷(き)紙】

物の下に敷く紙。
紙を厚くはり合わせ、渋などをひいた敷物 夏》「―や烈しき音の山の雨/零雨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「敷紙」の意味・読み・例文・類語

しき‐がみ【敷紙】

〘名〙
① 物の下に敷く紙。
※詞花(1151頃)春・三七・詞書「硯の箱のふたに雪をいれて出だされて侍りけるしきがみに書き附けて侍りける」
紙製の敷物。紙を厚く張り合わせ、渋などをひいたもの。《季・夏》
洒落本・仕懸文庫(1791)二「しきがみにとぢつけたみそせんべいをみるやうなあさのふとん

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android