文山立・文山賊(読み)ふみやまだち

精選版 日本国語大辞典 「文山立・文山賊」の意味・読み・例文・類語

ふみやまだち【文山立・文山賊】

狂言。各流。二人山賊獲物を逃がしたことから仲間割れし、果たし合いとなるが、見物人のいない所で果たし合うのはつまらないので、その理由を記した書置をして死ぬこととする。しかし、遺言を書き終わったところで、二人は妻子がこれを見て嘆くさまを思って泣き出し、結局仲直りする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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