文成帝[北魏](読み)ぶんせいてい[ほくぎ](英語表記)Wencheng-di; Wên-ch`êng-ti

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「文成帝[北魏]」の意味・わかりやすい解説

文成帝[北魏]
ぶんせいてい[ほくぎ]
Wencheng-di; Wên-ch`êng-ti

[生]太平真君1(440)
[没]和平6(465)
中国,北魏の第4代皇帝 (在位 452~465) 。姓名は拓跋濬。廟号高宗太武帝の積極政策のあとをうけて民力の休養安定に努め,北魏隆盛の基礎を築いた。また太武帝の廃仏政策を改め,仏教復興雲崗石窟造営を開始した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android