文段(読み)ブンダン

デジタル大辞泉 「文段」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐だん【文段】

文章の各段。文章の一節

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「文段」の意味・読み・例文・類語

もん‐だん【文段】

〘名〙 文章の各段。文章で述べられている一部分。くだり。条。ぶんだん。〔易林本節用集(1597)〕
風流仏(1889)〈幸田露伴〉一〇「人には聞かせ難き程羞しい文段(モンダン)までも、筆とれば其人の耳に付て話しする様な心地して」

ぶん‐だん【文段】

〘名〙 文章の各段。文章の一節。段落。文章のきれめ。
仮名草子・悔草(1647)中「文段(ブンタン)つづかず、てにはだにしらで、有ふれしことのみ、はぶきて書綴(かきつづり)

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