文部省史料館(読み)もんぶしょうしりょうかん

世界大百科事典(旧版)内の文部省史料館の言及

【文書館】より

… 第2次大戦後の社会変動は,戦災を免れた旧華族・地主所有の文書・記録類を散逸・隠滅の危機にさらしたが,保存対策として1947年文部省は近世以降の文書・記録類の収集事業を開始,翌年から近世庶民史料調査委員会が全国的な史料所在調査を実施した。これら収集調査史料の保存利用機関として49年野村兼太郎ほか95名の〈史料館設置に関する請願〉が国会で採択され,51年東京都品川区に文部省史料館(現,国立史料館)の発足をみた。しかし組織・規模も小さく,全国的な保存機関の機能は果たしているとはいえない。…

※「文部省史料館」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android