斎料(読み)トキリョウ

デジタル大辞泉 「斎料」の意味・読み・例文・類語

とき‐りょう〔‐レウ〕【斎料】

僧のときにあてる金品
「此の廿貫の銭をもて―にして」〈著聞集一二

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精選版 日本国語大辞典 「斎料」の意味・読み・例文・類語

とき‐りょう‥レウ【斎料】

  1. 〘 名詞 〙 僧侶の斎(とき)に当てる金銭や米など。
    1. [初出の実例]「人の家にいたりて物を乞とて、かならず時料とばかり云て」(出典:発心集(1216頃か)八)
    2. 「山伏の内へ斎料(トキレウ)(こふ)は、山伏の友喰と云々女房表に出」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四)

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