斎服(読み)サイフク

デジタル大辞泉 「斎服」の意味・読み・例文・類語

さい‐ふく【斎服】

物忌みのときに着る服。
神事のときに奉仕者が着用する白のほう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「斎服」の意味・読み・例文・類語

さい‐ふく【斎服】

〘名〙
物忌(ものいみ)のときに着る服。
延喜式(927)一「春日神四座祭〈略〉斎服料 物忌一人料、夾纈帛三丈五尺、羅帯一条、紫糸四両」
② 神事のときに奉仕者が用いる白の袍(ほう)。明治以降は通常祭典に神職が着ける白絹縫腋(ほうえき)の袍。〔改正増補和英語林集成(1886)〕 〔周礼春官・司服〕

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