斎王宮遺跡(読み)さいおうぐういせき

改訂新版 世界大百科事典 「斎王宮遺跡」の意味・わかりやすい解説

斎王宮遺跡 (さいおうぐういせき)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の斎王宮遺跡の言及

【斎宮跡】より

…三重県多気郡明和町斎宮,竹川にある国指定史跡。伊勢神宮に奉仕する斎王の宮殿と,その事務をとりあつかう斎宮寮とよばれる官衙(かんが)からなっていた。昭和40年代後半の宅地造成計画にともなう発掘調査で注目され,範囲確認調査の結果,東西約2km,南北約700m,面積約140haの広大な面積を占めることがわかった。奈良時代の遺構は西部に集中し,平安時代の遺構は中央部から東部に広がる。現状では内院,中院,主神司をはじめとする十三司の所在場所は不明であるが,発掘された建物は一定方向に配列された掘立柱建物で,たびたび建て替えられている。…

※「斎王宮遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android