斎藤遊糸(読み)さいとう ゆうし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤遊糸」の解説

斎藤遊糸 さいとう-ゆうし

1821-1900 江戸後期-明治時代の商人,実業家
文政4年3月3日生まれ。越前(えちぜん)(福井県)の人。養子先の斎藤家をおこすため,呉服商となる。維新後,生糸生産の改良につとめ,明治9年勝山製糸を設立輸出をはじめ,ニューヨーク生糸市場で好評をえた。明治33年12月19日死去。80歳。本姓は林。通称は治兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android