斑か(読み)マダラカ

デジタル大辞泉 「斑か」の意味・読み・例文・類語

まだら‐か【斑か】

[形動ナリ]まだらのはっきり分かれて見えるさま。
「霞、低岫の紅を―にし、池、汎煙の翠りを暎にす」〈大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「斑か」の意味・読み・例文・類語

まだら‐か【斑か】

〘形動〙 (「か」は接尾語) まだらのはっきり分かれて見えるさま。
※地蔵十輪経元慶七年点(883)一「夫れ極曜は天に文(マダラ)かなれども、或いは薄霧に蔽虧せらる」

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