精選版 日本国語大辞典 「斯許」の意味・読み・例文・類語
か‐ばかり【斯許】
〘副〙 (副詞「か」に助詞「ばかり」が付いてできたもの) 身近な事態を現実的、限定的にとらえ、それを程度の視点から指示する。「ばかり」の働き次第で、程度をはなはだしいものととらえるか、それほどとはとらえないかの差が生じる。これぐらい。これほど。
※竹取(9C末‐10C初)「かばかり守る所に、天の人にも負けむや」
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