斯須(読み)ししゅ

精選版 日本国語大辞典 「斯須」の意味・読み・例文・類語

し‐しゅ【斯須】

〘名〙 しばらくの間。暫時須臾(しゅゆ)
本朝無題詩(1162‐64頃)五・初冬書懐〈藤原明衡〉「斯須得接佳遊境、微志所詠吟」 〔礼記‐祭義〕

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普及版 字通 「斯須」の読み・字形・画数・意味

【斯須】ししゆ

しばらく。〔礼記、祭義〕禮樂は斯須も身を去るべからず。樂を致して以て心を治むるときは則ち易直(いちょく)、子諒(慈良)の心、油然として生ず。易直、子諒の心生ずれば、則ち樂しむ。

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