新五左衛門(読み)シンゴザエモン

デジタル大辞泉 「新五左衛門」の意味・読み・例文・類語

しんござえもん〔シンゴザヱモン〕【新五左衛門】

江戸時代遊里で、やぼな田舎武士をばかにしていう語。浅黄裏あさぎうら新五左
大門といふがくは四郎右衛門がひたいの事と心得る―殿」〈洒・爰かしこ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新五左衛門」の意味・読み・例文・類語

しんござえもん シンゴザヱモン【新五左衛門】

〘名〙 武士をあざけっていう語。特に、遊里で新参勤番侍など、やぼな田舎侍をあざけっていう。新五左。浅黄裏(あさぎうら)
談義本・迷処邪正案内(1756)四「野夫天神〈略〉むかし新五左衛門とやらん建立のよし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android