新井 正明(読み)アライ マサアキ

20世紀日本人名事典 「新井 正明」の解説

新井 正明
アライ マサアキ

昭和・平成期の実業家 元・住友生命保険社長;松下政経塾理事長。



生年
大正1(1912)年12月1日

没年
平成15(2003)年11月27日

出生地
群馬県吾妻郡原町

旧姓(旧名)
山口

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔昭和12年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和49年〕,経営者賞(第25回)〔昭和56年〕,勲二等旭日重光章〔昭和59年〕

経歴
小学校6年の時に新井家の養子となる。昭和12年住友生命に入社。13年応召、ノモンハン事件で負傷し、右足を失った。21年復職し、25年取締役、33年常務、38年専務を経て、41年社長に就任。54年会長、61年取締役相談役・名誉会長、平成4年相談役。社長時代に一早く全国オンラインシステムをスタートさせるなど積極的な経営を展開し、同社を業界上位に押し上げた。また東京・新宿副都心の住友ビル建設や大阪ビジネスパーク(OBP)開発にも参画。関西経済同友会代表幹事、松下政経塾理事長、松下電器産業監査役、生命保険協会会長などを歴任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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