新付(読み)シンプ

デジタル大辞泉 「新付」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぷ【新付/新附】

新しく付き従うこと。新たに従属すること。「―のたみ
律令時代、新しく戸籍に登録されること。

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精選版 日本国語大辞典 「新付」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぷ【新付・新附】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 令制で、あらたに戸籍に登録されること。〔令義解(718)〕
  3. あらたにつき従うこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「内蔵介の家中からは新附(シンプ)の者はいうに及ばず、譜代家臣まで暇を乞うて去るものが続いた」(出典:ひとり武将(1956)〈松本清張一二)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐王梁伝〕

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