ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新制度学派」の意味・わかりやすい解説
新制度学派
しんせいどがくは
New Institutionalists,Neo Institutionalists
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…その数量分析が制度主義的とみなされるのは,ミッチェルにおいても,産業industryと営利企業business,あるいは財生産making goodsと金もうけmaking moneyの区別というベブレン流の制度理解があったからである。 これら3者にJ.M.クラークやG.C.ミーンズらを加えて旧制度学派とよび,《豊かな社会》のJ.K.ガルブレースや《アジアのドラマ》のK.G.ミュルダールらのように,より包括的かつ現代的な問題意識をもった経済学者たちを新制度学派とよぶのが普通である。つまり後者にあっては,〈生活の質〉とか南北問題といったような新たな論点に関心がそそがれている。…
※「新制度学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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