新大聖堂(読み)しんだいせいどう

世界の観光地名がわかる事典 「新大聖堂」の解説

しんだいせいどう【新大聖堂】

オーストリア北部、同国第3の都市リンツ(Linz)の中心部にある、同市最大のネオゴシック様式の大聖堂。建設は1855年。同じくリンツ市内ハウプト広場にある、作曲家ブルックナーがオルガンを演奏していた旧大聖堂(Alter Dom、聖イグナティウス教会)に対して、「新大聖堂」と呼ばれる。聖堂の高さは134m。ウィーンシュテファン大聖堂の高さを超えないように建てられたといわれる。2万人が収容可能で、同国最大規模の聖堂である。リンツの歴史を描いた「リンツ窓」と呼ばれる美しいステンドグラスやキリストの降誕図がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android