デジタル大辞泉
「新字」の意味・読み・例文・類語
にいな〔にひな〕【新字】
天武天皇11年(628)に、境部連石積らに命じて作らせたという44巻の書物。日本書紀に記載があり、日本最古の辞書とも考えられている。しんじ。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しん‐じ【新字】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- ① 新しく作られた文字。
- [初出の実例]「漢字を排斥すれば、仮名を用うるか、羅馬字を用うるか、新字を製するか、の一を択ばざる可からず」(出典:病牀譫語(1899)〈正岡子規〉五)
- [その他の文献]〔魏書‐世祖紀〕
- ② 教科書などの一連の学習の間に初めて提出される文字。主として漢字についていう。
- [ 2 ] 天武天皇の一一年(六八二)に境部の連石積らに命じて作らせた、日本最初の辞書。内容については、その字体が梵字に似たものであったというもの、朝鮮の吏道に示唆を得た新造の国字であったというもの、あるいは、漢字体のものであろうというもの、など諸説がある。にいな。
にいなにひな【新字】
- 天武天皇の一一年(六八二)に境部連石積などに命じて作らせたという、記録上日本で最古の辞書。しんじ。
- [初出の実例]「肇めて新字(ニヒナ)一部(ひととも)四十四巻(よそあまりよまき)を造ら俾む」(出典:日本書紀(720)天武一一年三月(北野本訓))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の新字の言及
【辞書】より
…古くは中国から多くの辞書を輸入して使用したとみられるが,さらにすすんでこれらを要約,模倣,集成して編集したものが現れた。記録にみえる最初の辞書は,天武天皇11年(682)の成立という《新字(にいな)》44巻であるが,現存せず,内容は未詳である。8世紀(奈良時代)の成立という《楊氏漢語抄》《弁色立成》なども逸文が知られている。…
※「新字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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