新手枕(読み)ニイタマクラ

デジタル大辞泉 「新手枕」の意味・読み・例文・類語

にい‐たまくら〔にひ‐〕【新手枕】

男女が初めて交わす共寝手枕。男女の初めての契り。にいまくら。
「―の心苦しくて、夜をや隔てむ」〈・葵〉

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精選版 日本国語大辞典 「新手枕」の意味・読み・例文・類語

にい‐たまくらにひ‥【新手枕】

  1. 〘 名詞 〙 男女が初めて同衾すること。男女の初めての契り。にいまくら。
    1. [初出の実例]「若草の新手枕(にひたまくら)を枕(ま)き初(そ)めて夜をや隔てむ憎くあらなくに」(出典:万葉集(8C後)一一・二五四二)

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