新波神社(読み)あらなみじんじや

日本歴史地名大系 「新波神社」の解説

新波神社
あらなみじんじや

[現在地名]雄和町新波字樋口

雄物川に近い小山の谷間にあり、祭神は大国主神・天照大神・応神天皇・建御名方神・八坂刀売神・少彦名神大山咋神・白山媛神・菅原道真ほか二神。旧郷社。

社伝では、大宝二年(七〇二)創始で、石行いしぎよう(現大正寺小学校校地)に荒波明神としてあったものをのちに現在地に移したという。別当福原氏の元禄六年(一六九三)の縁起書によれば「高祖福原行栄」は修験道を修め、永禄元年(一五五八)当地に来て一社を再興し不動尊と称し、別当となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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