新渡戸十次郎(読み)にとべ じゅうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新渡戸十次郎」の解説

新渡戸十次郎 にとべ-じゅうじろう

1820-1868* 幕末武士
文政3年6月11日生まれ。新渡戸伝(つとう)の次男新渡戸稲造の父。陸奥(むつ)盛岡藩士。安政2年から父とともに三本木原(青森県十和田市)の開拓にくわわり,その功によって登用され,勘定奉行,用人などを歴任。のち独断的であるとして同僚非難うけ,蟄居(ちっきょ)を命じられた。慶応3年12月24日死去。48歳。名は常訓(つねのり)。字(あざな)は昭瑶。号は謙斎,受益堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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