新規利水容量(読み)しんきりすいようりょう

世界大百科事典(旧版)内の新規利水容量の言及

【多目的ダム】より

…不特定容量とは,流水の正常な機能維持のための容量とされ,その内容としてはダム下流にすでに存在している既得水利の確保および舟運,漁業,景観,海水の遡上による塩害の防止,河道周辺の地下水位の維持,流水の清潔の維持などさまざまな要因を総合的に考慮して定めることとなっており,新規利水開発よりも優先的に考えるべきものである。新規利水容量は,農業用水のための灌漑容量,生活用水,工業用水などの都市用水容量および発電容量である。それら容量はもちろんそれぞれの水需要量を基礎として定められる。…

※「新規利水容量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android