方 孝孺(読み)ほうこうじゅ

旺文社世界史事典 三訂版 「方 孝孺」の解説

方 孝孺
ほうこうじゅ

1357〜1402
明初期の学者
号は遜志。浙江 (せつこう) の人。宋濂 (そうれん) に学び,のち洪武帝や建文帝に仕えて信任厚く,侍講学士・文学博士となり,国政に参与した。靖難 (せいなん) の変で建文帝を助け,朱棣 (しゆてい) 討伐檄文を書く。永楽帝への服従を拒絶し,ついに一族800余人とともに処刑された。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android