方違え(読み)カタタガエ

デジタル大辞泉 「方違え」の意味・読み・例文・類語

かた‐たがえ〔‐たがへ〕【方違え】

陰陽道おんようどうで、外出するときに天一神なかがみ金神こんじんなどのいる方角を凶として避け、前夜、他の方角で一泊してから目的地に行くこと。平安時代に盛んに行われた。たがえ。かたたがい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

占い用語集 「方違え」の解説

方違え

やむなく凶方位へ行かなければいけないときの対処策。一度、目的地とは別の吉方位へ移動し、そこから本来の目的地に吉方位として向かう方法

出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android