日の春(読み)ヒノハル

デジタル大辞泉 「日の春」の意味・読み・例文・類語

ひ‐の‐はる【日の春】

年の始めを祝っていう語。近世宝井其角によって使われはじめたという。
「―をさすがに鶴の歩みかな」〈五元集拾遺〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日の春」の意味・読み・例文・類語

ひ【日】 の 春(はる)

年のはじめ、元日を祝っていうことば。近世、宝井其角によって使われはじめたことばという。《季・春》
※俳諧・鶴のあゆみ(1735)「日の春をさすがに鶴の歩み哉〈其角〉 砌(みぎり)に高き去年の桐の実〈文鱗〉」

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