日を同じくして論ぜず(読み)ヒヲオナジクシテロンゼズ

デジタル大辞泉 「日を同じくして論ぜず」の意味・読み・例文・類語

おなじくしてろんぜず

《「史記」游侠伝から》両者の間に大きな差異があって、一緒には論じられない。比べものにならない。同日の論ではない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日を同じくして論ぜず」の意味・読み・例文・類語

ひ【日】 を 同(おな)じくして=論(ろん)ぜず[=語(かた)るべからず]

  1. 非常に大きな差違がある。くらべものにならない。
    1. [初出の実例]「彼利に入りし倡妓買の、陰症の傷寒に類せると、日を同して語るべからず」(出典:談義本・根無草(1763‐69)後)
    2. [その他の文献]〔史記‐游侠伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android