日吉神社(秋田市)(読み)ひえじんじゃ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「日吉神社(秋田市)」の意味・わかりやすい解説

日吉神社(秋田市)
ひえじんじゃ

秋田市新屋町に鎮座大山咋神(おおやまくいのかみ)・大物主(おおものぬし)神ほか八柱を祀(まつ)る。創建年代不詳。社伝では806年(大同1)由利郡勝平山麓(さんろく)に鎮座、永治(えいじ)年間(1141~42)現社地に遷座という。当地方の古社として信仰を集め藩主佐竹氏もよく保護した。明治の制で県社。例祭5月26日。5月1日より清祓(きよはらい)のため各戸獅子舞(ししまい)が回り、同14日に頭人(とうにん)が大幣(おおぬさ)を捧持(ほうじ)して氏子区域を回る大幣祭(おさしぼさん)が行われる。

[鎌田純一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android