日向に氷(読み)ヒナタニコオリ

デジタル大辞泉 「日向に氷」の意味・読み・例文・類語

日向ひなたこおり

日向に出した氷はすぐに溶けることから》次第に消えていくことのたとえ。特に、蓄えが乏しくなっていくことをたとえていう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日向に氷」の意味・読み・例文・類語

ひなた【日向】 に 氷(こおり)

(ひなたに出した氷はしだいにとけて消え去ってしまうところから) しだいに消えていくこと、特に、蓄えが乏しくなっていくことのたとえ。
浮世草子本朝二十不孝(1686)四「なを日南(ヒナタ)に氷のごとく水ばかり残りて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android