日数(読み)ひかず

精選版 日本国語大辞典 「日数」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かず【日数】

[1] 〘名〙
① 経過した、またはこれから要するひにちの数。にっすう。また、何日かの日の数。
書紀(720)神代下(兼方本訓)「各、其の長短(なかさみしかさ)の随(まにまに)其の日数(ヒカス)を定む」
源氏(1001‐14頃)明石「かたみにぞかふべかりけるあふことの日かすへたてん中のころもを」
死後、四九日目。中陰。また、その法要
増鏡(1368‐76頃)八「故院の御日かずも程なう過ぎ給ひぬ」
[2] 鎧(よろい)の名。
保元(1220頃か)上「重代相伝仕って候月数・日数・源太生衣

にっ‐すう【日数】

〘名〙 ひにちの数。経過する日の数。ひかず。
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉四「今此一年を、日数にて数ふる時は、平年三百六十五日にして」 〔管子‐地図〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「日数」の意味・読み・例文・類語

にっ‐すう【日数】

何かをするのに要するひにちの数。ひかず。「出発までの日数」「出席日数
[類語]日数ひかず日にち暦日

ひ‐かず【日数】

日の数。にっすう。「日数を重ねる」
[類語]日数にっすう日にち暦日

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「日数」の読み・字形・画数・意味

【日数】につすう

日かず。

字通「日」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android