しかし、いくつかの例外がある。特筆すべきは、前述のライデン大学日本学講座のほか、1867年(慶応3)大英博物館東洋部(のちに東洋文献資料部。シーボルト、サトーのコレクションで有名)、1898年(明治31)サンクト・ペテルブルグ大学日本語文献講座に続いて、20世紀に入ってから徐々に欧米各国に設立され始めたいくつかの機関である。主要なものとして、ドイツで1914年(大正3)設立のハンブルク植民地研究所(のちにハンブルク大学に吸収。日本学の初代教授はフローレンツKarl Adolf Florenz(1865―1939))、続いて1927年(昭和2)ベルリン日本研究所、1932年ライプツィヒ大学日本学講座、オーストリアで1938年ウィーン大学日本学研究所(三井家の援助によって設立。文化人類学的伝統で有名)、フランスで1934年パリ大学日本学研究所、イギリスで1917年ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS。日本語コースは1930年設置)、アメリカで1925年太平洋問題調査会(IPR)、1928年ハーバード大学燕京(エンチン)研究所(エリセーエフSerge Elisseeff(1889―1975)、戦後はE・ライシャワーが長らく所長を務めた)などがある。なお、来日する日本学者に各種の便宜を与えた日本アジア協会(1872)、ドイツ東洋文化研究協会(OAG、1873)、東京日仏会館(1924)などが東京に設立されたことも、戦前の日本学の発達に大きく貢献した。
第二次世界大戦前の20世紀前半、指導的日本学者として活躍した人としては、ソ連のコンラドNikolai Iosifovich Konrad(1891―1970)、オーストリアのスラビークAlexander Slawik(1900―1997)、フランスのアグノエルCharles Haguenauer(1896―1976)、イギリスのサンソム、ダニエルズFrank James Daniels(1899―?)、アメリカのエリセーエフElissev Sergei Grigorievich(ロシアの人。フランスおよびアメリカの日本学を育てた。1889―1975)、ボートンHugh Borton(1903―1995)、ボールズ、E・ライシャワー、イタリアのセベリーニAntelamo Severini(1827―1909)などがいる。
旧ソ連、ドイツ、フランスなど、それまで日本学の中心であったヨーロッパ諸国の多くと異なり、戦場となることを免れたアメリカとイギリスとは、「敵国」日本の理解、情報の解読や通訳要員の養成に努力した。なかでもアメリカでは、陸軍と海軍がそれぞれミシガン大学とコロラド大学に日本語学校を開設し、日本語が使える将校を多数養成した。イギリスでも前記SOASに日本語集中訓練コースが設けられた。この両国における戦後の指導的日本研究者の多くは、これらの学校の卒業生である。たとえばアメリカのキーン、ジャンセンMarius Berthus Jansen(1922―2000)、サイデンステッカー、パッシンHerbert Passin(1916―2003)、ケーリOtis Cary(1922―2006)、シャイブリDonald H. Shively(生没年不詳)、イギリスのドーア、オニールPatric G. O'neil(1924―2012)など。
1961年東京に設立されたスタンフォード大学日本研究センターを前身として、1963年アメリカおよびカナダの大学の共同機関として生まれた米加11大学連合日本研究センターは、徹底的な日本語教育を行うことで有名であるが、そこで教育された日本研究者も数多い。また1983年出版された9巻からなる『Kodansha Encyclopedia of Japan』は、外国の日本研究者に対して基本的な情報を提供する。
『【自然】』▽『寺田寅彦著『風土と文学』(1950・角川新書)』▽『水山高幸他編『風土の科学』(1982・創造社)』▽『荒巻孚・高山茂美編『地球環境へのアプローチ―自然地理学入門―』(1993・原書房)』▽『和辻哲郎著『風土―人間学的考察―』(1987・岩波書店)』▽『阪口豊編『日本の自然』(1980・岩波書店)』▽『吉井敏剋著『日本の地殻構造』(1979・東京大学出版会)』▽『勘米良亀齢・橋本光男・松田時彦編『岩波講座 地球科学15 日本の地質』(1980・岩波書店)』▽『木村敏雄著『日本列島――その形成に至るまで』全3巻6冊(1977~1985・古今書院)』▽『木村敏雄・速水格・吉田鎮男著『日本の地質』(1993・東京大学出版会)』▽『吉川虎雄・杉村新・貝塚爽平・太田陽子・阪口豊著『新編日本地形論』(1973・東京大学出版会)』▽『貝塚爽平著『日本の地形』(岩波新書)』▽『貝塚爽平著『岩波グラフィックス14 空からみる日本の地形』(1983・岩波書店)』▽『山根一郎他著『図説日本の土壌』(1978・朝倉書店)』▽『吉野正敏著『自然地理学講座2 気候学』(1978・大明堂)』▽『吉野正敏著『日本の気候・世界の気候』(1979・朝倉書店)』▽『日本海洋学会編『海と地球環境』(1991・東京大学出版会)』▽『堀越増興・永田豊・佐藤任弘著『日本の自然7 日本列島をめぐる海』(1987・岩波書店)』▽『町田貞著『自然地理学講座1 地形学』(1984・大明堂)』▽『デュショフール著、永塚鎮男・小野有五訳『世界土壌生態図鑑』(1986・古今書院)』▽『『シリーズ 日本の自然・地域編 全8巻』(1994~1997・岩波書店)』▽『町田洋他編著『第四紀学』(2003・朝倉書店)』▽『太田陽子他編『日本の地形6 近畿・中国・四国』(2004・東京大学出版会)』▽『前川文夫著『日本の植物区系』(1977・玉川大学出版部)』▽『飯泉茂・菊池多賀夫著『植物群落とその生活』(1980・東海大学出版会)』▽『堀越増興・青木淳一編『日本の生物』(1985・岩波書店)』▽『文化庁編著『植生図・主要動植物地図1~47』(1969~1978・国土地理協会)』▽『内田亨ほか編『現代生物学大系1~15巻』(1984~1986・中山書店)』▽『太田次郎ほか編『基礎生物学講座1~11巻』(1995・朝倉書店)』▽『朝日新聞社編『朝日百科植物の世界』1~15巻(1997・朝日新聞社)』▽『矢野悟道編『日本の植生――侵略と攪乱の生態学』(1988・東海大学出版会)』▽『渡邊定元著『樹木社会学』(1994・東京大学出版会)』▽『竹内均・上田誠也著『地球の科学』(1971・日本放送出版協会)』▽『倉嶋厚・青木孝著『防災担当者のための天気図の読み方』(1976・東京堂出版)』▽『宮沢清治著『防災と気象』(1982・朝倉書店)』▽『朝倉正著『気候変動と人間社会』(1985・岩波書店)』▽『中島暢太郎著『気象と災害』(1986・新潮社)』▽『環境庁編『環境白書』各年版(大蔵省印刷局)』▽『町田洋・小島圭二編『自然の猛威』(1987・岩波書店)』▽『環境保全協議会編『環境破壊の歴史』(1993・環境保全協議会)』▽『谷山哲郎著『地球環境保全論』(1991・東京大学出版会)』▽『岡崎洋編『環境要覧'92』(1992・古今書院)』▽『メディア・インターフェイス編『地球環境情報1996』(1996・ダイヤモンド社)』▽『環境情報科学センター編『自然環境アセスメント指針』(1994・朝倉書店)』▽『樽谷修編『地球環境科学』(1995・朝倉書店)』▽『新藤靜夫・大原隆編『地球環境科学序説』(1996・朝倉書店)』▽『内外アソシエーツ編『環境問題情報事典』(1992・紀伊國屋書店)』▽『荒木峻・沼田真・和田攻編『環境科学辞典』(1994・東京化学同人)』▽『内島善兵衛編『地球環境の危機』(1992・岩波書店)』▽『不破敬一郎編『地球環境ハンドブック』(1994・朝倉書店)』▽『半谷高久著『日本環境図譜』(1986・共立出版)』▽『地球環境工学ハンドブック編集委員会編『地球環境工学ハンドブック』(1995・オーム社)』▽『自然環境アセスメント研究会編『自然環境アセスメント、技術マニュアル』(1995・自然環境研究センター)』▽『市川定夫著『環境学』(1995・藤原書店)』▽『横山長之・市川淳信編『環境用語事典』(1997・オーム社)』▽『通産省環境立地局編『環境総覧』(1996・通産資料会)』▽『気象庁『平成9年版今日の気象業務』(1997・大蔵省印刷局)』▽『気象庁『異常気象レポート'94』(1994・大蔵省印刷局)』▽『和達清夫監修『新版気象の事典』(1974・東京堂出版)』▽『気象ハンドブック編集委員会編『気象ハンドブック』(1979・朝倉書店)』▽『高橋浩一郎『災害論』(1977・東京堂出版)』▽『朝倉正編著『産業と気象のABC』(1990・成山堂)』▽『宮沢清治著『防災と気象』(1982・朝倉書店)』▽『浅井冨雄著『気象変動』(1988・東京堂出版)』▽『【歴史】』▽『クローチェ著、羽仁五郎訳『歴史叙述の理論及歴史』(1926・岩波書店)』▽『遠山茂樹著「時代区分論」(『岩波講座 日本歴史 別巻1』所収・1963・岩波書店)』▽『田村圓澄他編『日本思想史の基礎知識』(1974・有斐閣)』▽『笹山晴生著『日本古代史講義』(1977・東京大学出版会)』▽『石田一良編『時代区分の思想』(1986・ぺりかん社)』▽『朝尾尚弘著「時代区分論」(『岩波講座 日本通史 別巻1』所収・1994・岩波書店)』▽『岡崎敬・平野邦雄編『古代の日本9 研究・資料』(1967・角川書店)』▽『唐木順三著『日本人の心の歴史』上(1976・筑摩書房)』▽『平野仁啓著『続古代日本人の精神構造』(1976・未来社)』▽『永藤靖著『時間の思想―古代人の生活感情―』(1979・教育社)』▽『湯浅泰雄著『古代人の精神世界』(1980・ミネルヴァ書房)』▽『赤松俊秀著「愚管抄について」「南北朝内乱と未来記」(『鎌倉仏教の研究』所収・1957・平楽寺書店)』▽『黒田俊雄著「愚管抄と神皇正統記」(『日本中世の国家と宗教』所収・1975・岩波書店)』▽『大隅和雄著『愚管抄を読む』(1986・平凡社)』▽『奈倉哲三著「幕藩制支配イデオロギーとしての神儒習合思想の成立」(『世界史における民族と民主主義』所収・1974年度歴史学研究会大会報告・青木書店)』▽『小沢栄一著『近世史学思想史研究』(1974・吉川弘文館)』▽『伊豆公夫著『新版日本史学史』(1972・校倉書房)』▽『大隅和雄編『因果と輪廻』(『大系仏教と日本人4』1986・春秋社)』▽『遠山茂樹著『戦後の歴史学と歴史意識』(1968・岩波書店)』▽『永原慶二・鹿野政直編『日本の歴史家』(1976・日本評論社)』▽『田中明・宮地正人編『歴史認識 日本近代思想体系13』(1991・岩波書店)』▽『鹿野政直著「日本文化論と歴史認識」(『岩波講座 日本通史 別巻1』所収・1994・岩波書店)』▽『吉田孝著『律令国家と古代の社会』(1983・岩波書店)』▽『都出比呂志著『日本農業社会の成立過程』(1989・岩波書店)』▽『吉村武彦著『日本古代の社会と国家』(1996・岩波書店)』▽『戸田芳実著『日本領主制成立史の研究』(1967・岩波書店)』▽『竹内理三編『土地制度史1』(1973・山川出版社)』▽『永原慶二著『日本中世の社会と国家』(1982・日本放送出版協会)』▽『永原慶二著『戦国期の政治経済構造』(1997・岩波書店)』▽『網野善彦著『日本中世土地制度史の研究』(1991・塙書房)』▽『勝山清次著『中世年貢制成立史の研究』(1995・塙書房)』▽『木村茂光著『日本古代・中世畠作史の研究』(1992・校倉書房)』▽『池亨著『大名領国制の研究』(1995・校倉書房)』▽『佐々木潤之介著『幕藩制国家論』上下(1984・東京大学出版会)』▽『『大系・日本国家史』全5巻(1975~1976・東京大学出版会)』▽『竹内誠他編『教養の日本史』(1987・東京大学出版会)』▽『義江明子著『日本古代の氏の構造』(1986・吉川弘文館)』▽『佐藤進一著『日本の中世国家』(1983・岩波書店)』▽『網野善彦著『日本中世の非農業民と天皇』(1984・岩波書店)』▽『上横手雅敬著『日本中世国家史論考』(1994・塙書房)』▽『佐藤和彦著『日本中世の内乱と民衆運動』(1996・校倉書房)』▽『藤木久志著『豊臣平和令と戦国社会』(1985・東京大学出版会)』▽『歴史学研究会編『天皇と天皇制を考える』(1986・青木書店)』▽『高木昭作著『日本近世国家史の研究』(1990・岩波書店)』▽『村上泰亮・公文俊平・佐藤誠三郎著『文明としてのイエ社会』(1979・中央公論社)』▽『明石一紀「古代・中世の家族と親族」(『歴史評論』416号所収・1984・校倉書房)』▽『飯沼賢司「「職」とイエの成立」(『歴史学研究』534号所収・1984・青木書店)』▽『服藤早苗著『家成立史の研究』(1991・校倉書房)』▽『石上英一著「古代国家と対外関係」(『講座日本歴史2 古代2』所収・1984・東京大学出版会)』▽『村井章介著『アジアのなかの中世日本』(1988・校倉書房)』▽『荒野泰典著「日本の鎖国と対外意識」(『東アジア世界の再編と民衆意識』所収・1983・青木書店)』▽『荒野泰典著「18世紀の東アジアと日本」(『講座日本歴史6 近世2』所収・1985・東京大学出版会)』▽『藤田覚著「鎖国祖法観の成立過程」(『近世日本の民衆文化と政治』所収・1922・河出書房新社)』▽『紙屋敦之著『大君外交と東アジア』(1997・吉川弘文館)』▽『【政治・国際関係・防衛】』▽『内田健三著『戦後日本の保守政治』(岩波新書)』▽『後藤基夫他著『戦後保守政治の軌跡』上下(1994・岩波書店)』▽『富森叡児著『戦後保守党史』(1977・日本評論社)』▽『日本政治学会編『政治学年報1977 55年体制の形成と崩壊』(1979・岩波書店)』▽『石川真澄著『データ・戦後政治史』(岩波新書)』▽『渡辺治著『日本国憲法「改正」史』(1987・日本評論社)』▽『神島二郎編『現代日本の政治構造』(1985・法律文化社)』▽『正村公宏著『戦後史』上下(ちくま文庫)』▽『升味準之輔著『現代政治 1955年以後』上下(1985・筑摩書房)』▽『松下圭一著『現代日本の政治的構成』(1962・東京大学出版会)』▽『渡辺昭夫編『戦後日本の対外政策』(1985・有斐閣)』▽『濱口恵俊・公文俊平編『日本的集団主義』(1982・有斐閣)』▽『佐藤紀久夫著『国際国家ニッポン』(1986・教育社)』▽『鹿島平和研究所編『日本外交史 第28、29巻』(1973・鹿島研究所出版会)』▽『牛場信彦著『経済外交への証言』(1984・ダイヤモンド社)』▽『藤原彰著『軍事史』(1964・東洋経済新報社)』▽『山口二郎著『政治改革』(1993・岩波書店)』▽『加茂利男著『日本型政治システム』(1993・有斐閣)』▽『高畠通敏著『日本政治の構造転換』(1994・三一書房)』▽『江畑謙介著『日本が軍事大国になる日』(1994・徳間書店)』▽『【経済・産業】』▽『東京大学社会科学研究所編『現代日本社会』全6巻(1991~1992・東京大学出版会)』▽『現代日本経済研究会編『日本経済の現状(各年版)』(1979~1983年版・教育社、1984~1998年版・学文社)』▽『井村喜代子著『現代日本経済論』(1993・有斐閣)』▽『中村隆英著『日本経済――その成長と構造』第3版(1993・東京大学出版会)』▽『橋本寿朗著『日本経済論』(1991・ミネルヴァ書房)』▽『小宮隆太郎著『現代日本経済』(1988・東京大学出版会)』▽『宮崎義一著『日本経済の構造と行動』上下(1985・筑摩書房)』▽『南亮進著『日本の経済発展』(1981・東洋経済新報社)』▽『同講座編集委員会編『講座・今日の日本資本主義』全10巻(1981~1982)』▽『内野達郎著『戦後日本経済史』(講談社学術文庫)』▽『安藤良雄編『近代日本経済史要覧』第2版(1979・東京大学出版会)』▽『揖西光速・大島清・加藤俊彦・大内力共著『双書・日本における資本主義の発達』(1955~1970・東京大学出版会)』▽『大内力著『日本経済論』上下(1962、1963・東京大学出版会)』▽『篠原三代平著『日本経済の成長と循環』(1962・創文社)』▽『山田盛太郎著『日本資本主義分析』(1934・岩波書店、岩波文庫所収)』▽『向坂逸郎著『日本資本主義の諸問題』(復刻版1976・社会主義協会)』▽『室山義正著『日本安保体制』上下(1992・有斐閣)』▽『山澤逸平著『日本の経済発展と国際分業』(1984・東洋経済新報社)』▽『橋本寿朗・武田晴人共編『日本経済の発展と企業集団』(1992・東京大学出版会)』▽『青木昌彦著『日本企業の組織と情報』(1989・東洋経済新報社)』▽『柴垣和夫著『日本金融資本分析』(1965・東京大学出版会)』▽『『電子立国日本の自叙伝』全4巻(1991~1992・日本放送出版協会)』▽『小宮隆太郎他編『日本の産業政策』(1984・東京大学出版会)』▽『兵藤著『労働の戦後史』上下(1997・東京大学出版会)』▽『隅谷三喜男著『日本資本主義と労働問題』(1967・東京大学出版会)』▽『佐伯尚美著『ガットと日本農業』(1990・東京大学出版会)』▽『大内力著『日本農業論』(1978・岩波書店)』▽『熊野剛雄・龍昇吉共編『現代日本の金融』(1992・大月書店)』▽『寺西重郎著『日本の経済発展と金融』(1982・岩波書店)』▽『武田隆夫・林健久編『現代日本の財政金融』全3巻(1978、1982、1986・東京大学出版会)』▽『林健久・今井勝人共編『日本財政要覧』第4版(1994・東京大学出版会)』▽『安保哲夫編『日本的経営・生産システムとアメリカ』(1994・ミネルヴァ書房)』▽『板垣博編『日本的経営・生産システムと東アジア』(1997・ミネルヴァ書房)』▽『【社会】』▽『経済企画庁編『国民生活白書』各年版(大蔵省印刷局)』▽『田中宏、江橋崇編『来日外国人人権白書』(1997・明石書店)』▽『李青若『在日韓国人三世の胸のうち』(1997・草思社)』▽『桑山紀彦『国際結婚とストレス』(1995・明石書店)』▽『福永健太郎『デジタル情報革命のキーワード』(1997・中公PC新書)』▽『立花隆『インターネットはグローバル・ブレイン』(1997・講談社)』▽『David E.Kaplan & Andrew Marshall『The Cult at the End of the World : the Incredible Story of Aum』(1997・Arrow)』▽『【文化】』▽『『日本民俗文化大系』14巻・別巻1(1983~1986・小学館)』▽『梅棹忠夫著『日本とは何か――近代日本文明の形成と発展』(1986・日本放送出版協会)』▽『長谷川如是閑著『日本的性格』(1938・岩波書店)』▽『ルース・ベネディクト著、長谷川松治訳『菊と刀――日本文化の型』(社会思想社・現代教養文庫)』▽『上山春平監修『日本文明史』全7巻(1990・角川書店)』▽『伊東俊太郎著『比較文明と日本』(1990・中央公論社)』▽『【海外における日本研究】』▽『新堀通也編『知日家の誕生』(1986・東信堂)』▽『国際交流基金の各種報告書(年報、Newsletter、地域別日本研究の現状報告書など)』▽『国立国会図書館編『世界のみた日本(日本関係翻訳図書目録)』(1989)』▽『日本アソシエーツ編集部編『文献目録 日本論・日本人論の50年 1945~1995』(1996・日本アソシエーツ)』