日本式ローマ字綴り方(読み)ニホンシキローマジツヅリカタ

デジタル大辞泉 「日本式ローマ字綴り方」の意味・読み・例文・類語

にほんしき‐ローマじつづりかた【日本式ローマ字×綴り方】

日本語を書き表すためのローマ字のつづり方の一。明治18年(1885)田中館愛橘たなかだてあいきつが提唱したつづり方。クヮ・グヮをkwa, gwa, ヂ・ヅをdi, du, ヂャ・ヂュ・ヂョをdya, dyu, dyo, ヲをwoとつづるのが特徴。→ローマ字つづ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日本式ローマ字綴り方」の意味・読み・例文・類語

にほんしき‐ローマじつづりかた【日本式ローマ字綴方】

  1. 〘 名詞 〙 日本語を書き表わすためのローマ字のつづり方の一つ。シ・チ・ツを si・ti・tu、ジ・ズを zi・zu、ヂ・ヅを di・du、フを hu、ヲを wo と書くなど、もっぱら五十音図体系によっている。明治一八年(一八八五田中館愛橘がローマ字を国字にしようとする立場から提唱した。日本式。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android