1903年(明治36)に結成された歯科医師の団体。医道の高揚、歯学の進歩発達、公衆衛生の普及と向上を図り、社会と会員の福祉を増進することを目的とする。この目的達成のため、医道高揚と歯科医術の進歩発達に関する事業、医療制度・社会保障・医療保障に関する研究、公衆衛生と予防医学の研究指導、歯学教育・研究の整備、歯科医師の研修、会員の福祉・歯科医業の合理化に関する事業などを行う。会員は開業歯科医が大半を占める。日本歯科医師会の下部組織としては、都道府県歯科医師会があり、さらにその下に郡・市、あるいは区の歯科医師会支部が存在し、2008年(平成20)現在会員約6万5000人の全国的な組織である。
[市丸展子]
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…地域格差がかなり是正されたとはいえ,東京90人に対し沖縄21人にみられるように,地域によってまだ大きな差がある。各都道府県ごとに歯科医師会がつくられ,全国的には日本歯科医師会が組織されている。これは先の各学会とともに日本歯科医学会を構成している。…
※「日本歯科医師会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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