日深(読み)にちじん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日深」の解説

日深 にちじん

1703-1743 江戸時代中期の学僧
元禄(げんろく)16年生まれ。日蓮宗。下総(しもうさ)中村(千葉県)の檀林でまなび,京都鷹峰(たかがみね)檀林の化主(けしゅ)となる。のち元政をしたって京都深草の瑞光寺平楽庵に退隠した。天台教学の研究につとめた。寛保(かんぽう)3年10月13日死去。41歳。大坂出身。字(あざな)は観如。号は常在院。著作に「峨眉集」「峨眉集羽翼」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android