日筵(読み)にちえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日筵」の解説

日筵 にちえん

1609-1681 江戸時代前期の僧。
慶長14年生まれ。日蓮宗。下総(しもうさ)中村小西(千葉県)の両檀林(だんりん)でまなび,両檀林の化主(けしゅ),京都妙顕寺の住持をへて寛文7年甲斐(かい)(山梨県)身延山(みのぶさん)久遠(くおん)寺29世となる。延宝7年久遠寺31世の後継者争いにかかわり,出羽(でわ)秋田に流された。延宝9年1月27日死去。73歳。京都出身。字(あざな)は春山。号は隆源院。著作に「一期行業」「不受不施論記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android