日興の母(読み)にっこうのはは

朝日日本歴史人物事典 「日興の母」の解説

日興の母

生年生没年不詳
鎌倉時代日蓮信者駿河国(静岡県)富士郡の河合氏(西山氏)の娘。日蓮の高弟日興の母。はじめ甲斐国(山梨県)の大井橘六に嫁して日興のほか2人の男子を出産し,のち武蔵国(神奈川県)の御家人綱島九郎太郎と再婚して九郎次郎時綱を生んでいる。<参考文献>高木豊「日蓮と女性檀越」(宮崎英秀先生古稀記念会編『日蓮教団の諸問題』)

(西口順子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android