日賢(読み)にちけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日賢」の解説

日賢 にちけん

1243-1338 鎌倉-南北朝時代の僧。
寛元元年生まれ。幼時より日蓮に師事し,日蓮の死後はその塔をまもる。永仁(えいにん)のころ日源の招きで武蔵(むさし)碑文谷(ひもんや)(東京都)の法華(ほっけ)寺,正和(しょうわ)年間駿河(するが)(静岡県)海上寺(のちの海長寺)にうつり,教線の拡大につとめた。建武(けんむ)5=延元3年3月17日死去。96歳。駿河出身。通称淡路阿闍梨(あわじあじゃり)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android