日雇派遣(読み)ヒヤトイハケン

デジタル大辞泉 「日雇派遣」の意味・読み・例文・類語

ひやとい‐はけん〔ひやとひ‐〕【日雇(い)派遣】

1日単位または30日以内の期間を定めて雇用する労働者を他の事業者の事業所に派遣し、労働に従事させること。派遣事業者が雇用し、業務上の指揮命令は派遣先の企業が行う。→日々紹介
[補説]平成16年(2004)の労働者派遣法改正で規制緩和が進んで生じた労働形態ワーキングプア増加の一因とされる。仕事の前日に電話で指示されることから「ワンコールワーカー」ともいう。平成24年(2012)の労働者派遣法改正により原則として禁止された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android