日高見国(読み)ヒタカミノクニ

デジタル大辞泉 「日高見国」の意味・読み・例文・類語

ひたかみ‐の‐くに【日高見国】

古代蝦夷えぞ領域の一。今の北上川下流、仙台平野あたりという。

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精選版 日本国語大辞典 「日高見国」の意味・読み・例文・類語

ひたかみ‐の‐くに【日高見国】

  1. [ 一 ]おおやまとひたかみのくに(大倭日高見国)
  2. [ 二 ] 常陸国(茨城県)信太郡異称
  3. [ 三 ] 古代、蝦夷(えみし)のいた陸奥(みちのく)国の一部の地名。今の北上川下流域という。

日高見国の補助注記

本来「日(ひ)つ上(かみ)の国」の意で、太陽の出る方向の国すなわち東方の国をいう。各地をこの名で称するのは、大和朝廷支配権が移って行ったためといわれる。

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