旧僕(読み)きゅうぼく

精選版 日本国語大辞典 「旧僕」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ぼく キウ‥【旧僕】

〘名〙 その家に古くから仕えている下男
※山城大徳寺文書‐建久三年(1192)三月日・後白河院庁下文案「誰人不我之旧僕
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉巻外「此処総監督は、彼無口早足の松村家の旧僕万吉であった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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