旧労(読み)キュウロウ

デジタル大辞泉 「旧労」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろう〔キウラウ〕【旧労】

ずっと以前から仕えて功労のあること。また、その功労。

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精選版 日本国語大辞典 「旧労」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろう キウラウ【旧労】

〘名〙
① 古くから仕えていて功労があること。また、その功労。
吾妻鏡‐嘉禎三年(1237)七月一九日「被子細、是旧労之上、幕下将軍御代、為八人射手之内歟」 〔書経‐無逸〕
② 昔から長い間つづけて苦労をすること。また、その苦労。
※虎寛本狂言・今参(室町末‐近世初)「唯今迄は某一人で旧労を致て御ざるが」

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普及版 字通 「旧労」の読み・字形・画数・意味

【旧労】きゆうろう(きうらう)

永く苦労する。〔書、無逸〕其の高宗に在りて、時(こ)れ(ひさ)しく外に勞し、爰(ここ)に小人と曁(とも)にす。

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