旧河曲郡地区(読み)きゆうかわわぐんちく

日本歴史地名大系 「旧河曲郡地区」の解説

旧河曲郡地区
きゆうかわわぐんちく

明治二九年(一八九六)まで旧河曲郡に属した地域で、鈴鹿市の北東区を占める。北は旧三重郡、西は旧鈴鹿郡、南は奄芸あんげ郡に接し、東は伊勢湾に面する。北部の鈴鹿川左岸は丘陵で、右岸には広大な沖積平野が展開し、市の中核としての神戸かんべ地区がある。当地区の北西、鈴鹿川左岸には国鉄関西本線が走り、海岸に沿って南北に近畿日本鉄道名古屋線が通じ、その支線鈴鹿線は神戸を経て平田町ひらたちよう駅に至る。また郡中央部を旧伊勢参宮街道と並行して国道二三号(豊橋市―伊勢市)・国鉄伊勢線も走っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android