旧神指村地区(読み)きゆうこうざしむらちく

日本歴史地名大系 「旧神指村地区」の解説

旧神指村地区
きゆうこうざしむらちく

会津盆地の中心よりやや東にあり、東を川、西を阿賀川が北流する。田園地帯であるが、洪水の常襲地帯でもある。東の若松城下と隣接するため、城下との境界付近には、町と村の中間の性格をもつ町分とよばれる地域が生じた。近世を通じて全村会津藩領で、町分を除いて高久組に属した。明治初年の一五村と町分二などが、明治八年(一八七五)から同一六年の合併などを経て六村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android